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キルギスタンで革命が起こりました。ニュース速報は以下のリンクで見られます：
実は、そのキルギスタンにはカザフスタン経由で入ったことがあります。その時の模様を映像に収録してありますので、地図をクリックしてご覧下さい。
このフッテージに映っている運転手は、国境警備の警察官で、実は連行されている最中に撮影したものです。カザフスタンの国境でバスの中から一人降ろされ、ロシア語の尋問とボディーチェックを受けた後、その警察官の誘導で自家用車に乗せられました。警察官は帽子を脱ぎ、
「ミー、タクシー」
と宣言し、後はロシア語で話しかけてきました。このままどこかに連れて行かれてそのまま外界と消息が絶える可能性も感じていたので、自分が乗せられている道順や標識を写し、テープを証拠品として残しておこうとしている状態で撮影しています。こちらの不安を警察官が察することがないように、わざと観光を装ったような受け答えを続けていました｡結局、宿泊先のドストーク・ホテルに無事案内されましたが、フッテージが途切れたところから先は３０米ドルという法外な金額を要求されました。ホテルに一泊し、旅行代理店の人間に半日案内された後、まずいことが多すぎると判断、カザフスタンにバスで戻り、そこから日本に戻った次第です。
当時偶然撮影した「レーニン広場」や政府の庁舎が現在、革命の舞台となっています。ここに映っているキルギス人の警官は騒ぎの一体どこにいるのでしょう？
